ライフプランの作り方と作ってみた感想
皆さん将来のプランとか立ててますか?
私自身、将来何歳でいくら貯金がたまってて、どのような支出があるのか把握できていない状態でした。
金融庁の報告書で老後2000万円必要というワードがネットやニュースでも大きく取り上げられたと思います。
金融庁は3日、人生100年時代を見据えた資産形成を促す報告書をまとめた。長寿化によって会社を定年退職した後の人生が延びるため、95歳まで生きるには夫婦で約2千万円の金融資産の取り崩しが必要になるとの試算を示した。公的年金制度に頼った生活設計だけでは資金不足に陥る可能性に触れ、長期・分散型の資産運用の重要性を強調した。
引用元:日本経済新聞
そんな中で自分の今後の生活どうなりそうなの?ということを確認するためライフプランを作成してみましたが・・・・・
結論
絶対に作ったほうが良いです!
「どうやって作ったか」と「なぜ作ったほうが良かったか」についてまとめてみました。
【目次】
ライフプランの作り方
作り出す前はFPの方や保険屋さんがよく使っているイメージがあり、とっつきにくい印象がありましたが正直、作るのは難しくありませんでした!ツールとしてはExcelで十分だと思います。修正も自分で出来るので個人的におすすめします。
生涯のイベントを書き出す
まず今後の自分の人生で確実に起きうる出来事ややりたいことをできるだけ書き出します。
〇歳:結婚、新婚旅行
〇歳:子供一人目誕生
〇歳:子供二人目誕生
〇歳:車を購入
〇歳:車を購入
〇歳:家を購入
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〇歳:退職
などのように自分のライフスタイルやしたいことなどに合わせて長期で見た時のイベントを書きだします。できるできないは関係なく書いたほうが良いです。
収入と支出、貯蓄をまとめる
収入については現在お勤めの会社の年収がいくらか、また過去の会社の昇給率から推測する。なかなか昇給しづらい会社の方は現在の年収で長期の収入としてみる。
支出についてはすでに家計簿などをつけている人はそれを参考に、もしつけていない人は月々何にいくら使ってるまで一度確認してみましょう。
※私の場合は、食費、家賃、車、奨学金、光熱費、通信費、保険代、娯楽、生活費などのように分けています。
表、グラフにまとめていく
ライフイベントや収支まとめができたらをExcelなどを活用して表としてまとめていきましょう。
【参考例①】
ライフイベント
【参考例②】
収支まとめ(月々かかるもの)
【参考例③】
生涯の収支表
表にしてまとめると年間で自分の貯蓄などがいくらあるか推計できます。そして、どのタイミングで家計が厳しいタイミングなのかがわかるので現状よりも節約しないといけない時期や余裕がありそうな時期を把握することが出来ます。
そして個人的におすすめしたいのはそれをグラフにしてみることです。
【参考例④】
先ほどの生涯収支表をグラフにしています。そうすることにより急激に貯蓄が増える時期、減る時期というのが数字よりも目に見えて明確になり分かりやすくなります。
いろいろ調べて細かく収支設定する
子供が生まれてもいくらかかるか正直分からないという方も多いと思います。周りの方から聞いてみても良いと思いますが参考になる場合とならない場合があると思います。そこで、私の場合、ネットで調べて以下のブログ記事を参考にしました。
調査から判明!年齢別「子育て費用」シミュレーションで月々の総額を計算しよう | 小学館HugKum
いろいろ調べてみましたが内閣府や文部科学省などの調査記録も参考にしているので信頼性は高いと思います。
私の生涯収支表にももちろん反映させてます。
そのほか児童手当や各自治体で子供に対してのサービスが異なるので皆さんが住んでいる地域での内容もぜひ確認して反映させて下さい。
上記の部分は細かい部分ですが、結構な年数の積み重ねで大きく変わってくるポイントになります。
やってみた感想
私が作成したライフプランは簡易的ですが、自分の収支、ライフイベントからある程度の見通しを立てることができるので今後取るべき行動を計画的にとれるようになります。
例えば。。。
貯蓄が増えない → 支出を見直す。収入源を増やす
余裕がある → やりたいことを追加して計画を立ててみる
10年後厳しい → 大きな支出のタイミングをずらす。それまで節約する。
などなど、ある程度の見通しがあれば自分の行動をコントロールしやすいと思います。
なので、一度ライフプランを作成してみることをおすすめします。
一度ライフプランを作成して自分の人生でやりたいことやそれが現状で実現できるのか、金銭的にどれくらい足りていないのかを確認することができ、自分を見つめるいい機会にもなります!
作る際には専用ソフトを使って無料で作ってくれたりもしますが、Excelなどでもいいので自分で作ることをおすすめします。自由度が高いのが良い点だと思います。
作成した後におすすめすること
・たまにライフプランを更新する
作成したライフプランを見直し、収支の実績など、貯蓄などを更新してみてください。そうすると立てた計画がより現実に近い精度の高いライフプランになっていきます。またライフプランが達成できそうか都度確認もできます。またやりたいことが新しく出来たら追加してみましょう。
・他のライフプランと比較
作るのは個人で作るのがおすすめですが、無料で立ててもらえるライフプランと自分が作成したライフプランと比較してみることをおすすめします。そうすることで、自分が見落としていたライフイベントやリスク、支出などに気づくことができたりします。
それでは、皆さん良いライフプランを!
以上、最後までありがとうございました。